熊本地震から約2か月が経ちました。さらに，九州地方は長期的な大雨となり，多くの方が不安な日々をお過ごしのことと思います。改めて，お見舞い申し上げるとともに，一日も早い復興を祈念しております。そして北海道・函館市においても，最大震度6の地震が発生しました。地震にみまわれた皆様に，心よりお見舞いを申し上げます。

日本は地震が多く発生しますが、近年では地震に限らず様々な要因の自然災害が頻発することから“いつ・どこで・どんな災害が起こるかわからない”という思いを強く感じている方も増えているのではないでしょうか。普段からの防災・減災の備えが，本当に必要だと改めて感じます。

今回のコラムでご紹介するお役立ちグッズは，非常食“パンの缶詰（パン・アキモト）”です。「非常食のパン」と聞くと，乾パンなどのかたい食べ物を思い浮かべる方も多いと思いますが，“パンの缶詰”のパンはしっとりしていて美味しいのが最大の特徴です。そして，特殊製法（日本を含む4か国で特許取得済）により，6か月・13か月・37か月の長期保存可能なパンです。この商品は，1995年に発生した阪神淡路大震災の被災者の声を受けて開発されたそうです。さらに現在，パン・アキモト様では「救缶鳥プロジェクト」という世界の飢餓対策支援活動に取り組まれています。このプロジェクトは，3年間の賞味期限のパンの缶詰「救缶鳥」を備蓄・非常食として購入， 2年経過した時点で無料回収します。回収したパンの缶詰は義援物資として国際貢献に役立てられるため飢餓に苦しむ地域に輸送されます。そして，パンを食べ終わった後の缶は現地で食器として再利用されます。なお，この缶には義援先の人々に向けてメッセージを書き込むことができ，個人はもちろん，企業や自治体の国際貢献活動をアピールすることも可能になっています。

防災グッズの中でも非常食は特に注目されるものですが，最近では美味しい非常食と言われる商品が気軽に購入できるようになってきました。非常時への備えを考えたときに，国際貢献に参加できるということが，購入を決めるきっかけになる方もいるのではないでしょうか。

水の備えは「みずがめ君」をご検討ください。4月より新たに3サイズの新タイプがラインナップに加わりました。詳しくはこちらから→http://www.mizugame-kun.jp/column/post-8/