みずがめ君からのおなはし~ロウソクのあかり~
残暑厳しい中、全国的に不安定な天気により連日の気象情報から目が離せません。今年の夏季休暇・お盆休みを終えたばかりの方も多くいらっしゃると思いますが、皆さまいかがお過ごしでしょうか。最大9連休となっていた暦でしたが、この期間には西日本方面を中心に台風10号の影響で飛行機や鉄道・道路など、交通機関への影響に悩まされた方も多かったのではないでしょうか。
さて「お盆休み」というと、毎年実家で過ごしたりお墓参りに行ったり、先祖供養の風習にならって過ごす方もいらっしゃると思います。現在にも伝わるこの風習は、江戸時代以前では貴族や武士、僧侶などの上流階級の行事でしたが、江戸時代以降は庶民の間にも広まりました。江戸時代に入ると木蝋の原料であるハゼノキが琉球から伝わったことで和ろうそくの生産量が大幅に増加し、庶民にも広まったといわれています。ロウソクがぜいたく品から日用品になったことで、仏壇や提灯など身近なところでの灯りは手放せなくなっていったのではないでしょうか。現代でも、ロウソクの灯りをみていると、心が落ち着いたりリラックスしたり癒しの効果を感じる方も多いと思います。
防災用品としても、ロウソクは欠かせないものの一つといえます。ロウソクもさまざまな種類があり、長時間使用できるものや香りが付いているものなど、自分の好みや目的に応じて選ぶこともできます。災害時には、必要なものと同時に“自分を癒すもの”も大切です。災害用のロウソクを選ぶときは、アロマの香りがするものやおしゃれなものを用意しておくことで不安な気持ちを落ち着かせてくれるかもしれません。なお、使用時には大きめのお皿などを用いて火には十分に気をつけてくださいね。(2019/08/20)
-みずがめ君 イベント出展のお知らせ-
日時:9月1日(日)10:00~17:00
会場:アパホテル&リゾート<東京ベイ幕張>1階ロビー
9月1日・防災の日はアパホテル防災イベントに小型非常用貯水槽協会で出展しますのでお近くの方は家族、ご友人を誘って是非来てくださいね。あのアパカレーも先着でもらえるよ!