新年あけましておめでとうございます。昨年中はご愛顧いただき誠にありがとうございました。本年もどうぞよろしくお願いいたします。

さて、昨年を振り返ってみると全国的に災害にみまわれた一年だったように感じます。特に台風19号による記録的な大雨によって、ダムや川の水位が上昇した地域が多くあり、中には決壊・越水が発生し、甚大な浸水被害が起きてしまった地域もありました。それらの映像はテレビやSNSなどのメディアで拡散され、日本各地で記録・記憶に残る災害となりました。台風は強風や大雨による被害が目立ちますが、昨年のような大型台風は通過後も続く停電、断水、土砂災害による交通規制などの二次災害が発生するケースもあり、特に千葉県での断水や停電は長期間での深刻な被害が報道されました。しかしながら、台風上陸に対して気象庁の事前の呼びかけもあり、災害前の買い溜めや電源の確保、避難所の重要性などが叫ばれ、災害への備えに対する関心が全国的にさらに高まった一年といえるのではないでしょうか。ただし、一度災害が過ぎてしまうと次の備えが疎かになることはありませんか？

そこで、ローリングストック法という日常生活で行える防災活動をご紹介します。普段から少し多めに食材や消耗品を備蓄し、使用したら使用した分だけ新しく買い足して常に一定の備蓄品を確保する方法です。日常生活で使用する物を備蓄するのでいざという時に消費期限切れになっていたり、備蓄品の使用方法が分からなくなったりすることを回避できます。普段から買い置きしているものがあれば、リストアップしておくと家族間で簡単に共有できます。

みずがめ君もローリングストック法と同じように、水道水の使用水量に応じて水が入れ替わるので、常に新鮮な水がタンク内に溜まっている状態を保ちます。本年も水の備えは”みずがめ君”にお任せください。（2020年1月14日）