みずがめ君からのおはなし~食中毒に気を付けよう~
お見舞い
7月3日以降に熊本県を中心に九州や中部地方など日本各地で発生した「令和2年7月豪雨」により被災された方々に謹んでお見舞い申し上げますとともに、一日も早い復旧・復興を心よりお祈り申し上げます。
夏を迎えながらも長引く梅雨の影響で、体調を崩される方も多いのではないでしょうか。これからの季節は体調はもちろん、食事への注意を怠ってはいけません。気温と湿度が高くなるので食べ物が傷みやすく、それらを食べてしまうと食中毒になる可能性があります。近年は全国的に記録的大雨などの災害により避難を余儀なくされるケースが無いとは言い切れません。災害の規模によっては、避難所で食事を取ることもあるかもしれません。通常でも夏季は食べ物に気つけないといけませんが、負荷がかかりやすい環境の中で食中毒にならないために下記のことを特に意識しましょう。
1.消費期限内であること、容器の破損(穴が開いているなど)が無いこと、異臭がしないことの確認をする。
2. できるだけ早めに食べる。
3.一時的に保存が必要な場合は、風通しが良く日の当たらないところで行う。
4.開封済みの食べ残しや長時間放置されたものは捨てる。
5.流水で手をよく洗い、消毒を行う。
また、食べ物だけではなく、ペットボトルの飲み水(ミネラルウォーター)も長い間保管してあるものは中の水が腐ってしまい、体調不良の原因となりますので注意が必要です。ご家庭で保管してあるものなどは購入日をメモしておくと良いでしょう。
(参照 https://www.fukushihoken.metro.tokyo.lg.jp/shokuhin/saigai/files/saigaileafj.pdf 東京福祉保健局HPより)
今年の夏はご自宅で過ごす時間が長い方も多くいらっしゃると思います。この機会に「避難持ち出し袋」や自宅の防災グッズの見直しをお勧めします。これからの季節、台風やそれに伴う水害などの対策を皆さんで一緒に考えてみましょう。
本格的な夏が始まりますが、お身体にお気をつけて夏を満喫してください。(2020/7/21)