みずがめ君からのおはなし~災害時の電源確保について~
今年も残りわずかとなりました。世界的にも大きな変化があった一年だったように思いますが、皆さまいかがお過ごしでしょうか。
なかなか終わりの見えないコロナ禍において、災害時に避難所生活での感染リスクを抑えるために、自宅で避難生活を送れるような備えへの関心が高まっているそうです。電気の確保は、太陽光パネルでの自家発電と蓄電池が普及してきてはいるとはいえ、まだまだ高価で検討しても設置までに至らないという方もいらっしゃるのではないでしょうか。そんな中、比較的手軽に電気の備えができるポータブル電源はご存知ですか?
ポータブル電源は、一般的なモバイルバッテリーよりも容量が大きく長時間使用することができます。また、多くの機種にAC電源が搭載されているので、スマートフォンなどのモバイル製品だけでなく様々な家電への給電をすることが出来ます。家庭用コンセントから給電するタイプが多いですが、折り畳み式のソーラーパネルや車のシガーソケットから給電出来るものや、給電しながら使用できるものもあります。容量もお手軽な150Whくらいから1000Whを超えるような大容量のポータブル電源があります。150Whくらいの小さなものだと使用できる家電と使用できない家電があるので、災害時の自宅の電源を確保すると考えると、500~700Whくらいの容量があるポータブル電源がおすすめでしょうか。どのような状況で使用するかは分かりませんが、ホットカーペットや扇風機などにも使える容量を備えておくことができると安心ですよね。大型のホームセンターやオンラインで50,000~70,000円くらいで購入できるものが多いようです。
いつもよりも “おうち時間”を長く過ごすことになりそうな今年の年末年始ですが、自分のライフスタイルに合うポータブル電源をゆっくり検索してみてはいかがでしょうか?
2020年中も、みずがめ君をご愛顧いただきありがとうございました。どうぞ、よいお年をお迎えください。(2020/12/12)