みずがめ君からのおはなし~キキクルで水害に備えよう~
暮秋というにふさわしい気候となってまいりました。今年2023年は、10月の台風発生数が少なく比較的穏やかな日が多かったように感じます。局地的に大気が不安定になり、雹やゲリラ豪雨に遭うこともありましたが、皆さまはいかがお過ごしでしょうか。
今回は風水害(雨や風により発生する災害)に備えるための情報をお届けしたいと思います。近年では、台風や線状降水帯などで大雨による土砂災害や洪水など、様々なリスクが懸念されるようになりました。気象庁では、大雨や洪水による災害の危険が、どこで、どのレベルで迫っているかを、地図上で視覚的に知ることができる「キキクル」を公開しています。テレビやラジオなどの気象情報で注意報や警報が発表されるなど、大雨による災害が発生するおそれのあるときや、急に激しい雨が降ったときは、このページにアクセスし、最新の情報を入手しましょう。
【気象庁 キキクル(危険度分布)→https://www.jma.go.jp/bosai/risk/#elements:flood/lat:34.052659/lon:135.131836/zoom:5/colordepth:normal 】
大雨による土砂災害の危険度は「土砂キキクル」、短時間の強雨による浸水害の危険度は「浸水キキクル」、河川の洪水災害の危険度は「洪水キキクル」で、確認することができます。また、気象庁では、より確実かつ迅速に更新情報を皆さんにお届けするために民間事業者と連携して、あらかじめ登録しておいた地域で土砂災害、浸水害、洪水災害の危険度が高まった場合や警報などが発表された場合にスマートフォンなどに自動で通知する、プッシュ型通知サービスを提供しています。事前にご自身の住んでいる地域を登録しておき、災害が迫っているときにスマホにタイムリーに情報を受け取れるようにしておきましょう。合わせて、自分がどこに避難するべきか、何を持っていくべきかなども普段から確認し、準備しておくことが大切です。
<「キキクル」の通知サービスを提供する5事業者>
アールシーソリューション株式会社
ゲヒルン株式会社
株式会社島津ビジネスシステムズ
出展:政府広報オンライン 洪水災害から命を守ろう!
さらに便利になった「洪水キキクル」活用法
https://www.gov-online.go.jp/useful/article/202008/1.html
(2023/11/1)